三菱自動車の欧州事業統括会社ミツビシ・モータース・ヨーロッパ(MME)は7日、欧州生産拠点ネザーランズ・カー・ビー・ブイ(ネッドカー)での三菱車の累計生産台数が100万台を達成したと発表した。
100万台目の車両となったのはアイドルストップ機構を採用した『コルト クリアテック』で、ネッドカーの地元シッタード・ヘレーン市に納車された。
ネッドカーは、ベルギーとドイツの国境の間にあるオランダ・リンバーグ州に位置するオランダ唯一の乗用車生産工場だ。
オランダ自動車メーカーであったDAF社の工場として1968年6月、オランダ女王の手により工場の開所式が行われ、その後、三菱自とボルボの合弁工場となり、2001年3月に三菱自がネッドカーの全株式を取得した。
これまで三菱自動車として初となった『カリスマ』を1995年に生産し、その後『スペーススター』を生産した。現在は『コルト』と『アウトランダー』を生産している。