プローブはアクティブな車両がどれだけあるかが勝負
----:ディーラーオプションナビにもオンライン交通情報探索への対応予定はあるのでしょうか。
大原:詳しくは申し上げられませんが、一部のDOPについては対応機種を出す予定です。プローブはアクティブな車両がどれだけあるかで精度が決まってきますから、タクシーにせよユーザーにせよ、数は増やしたいところです。
----:オンラインプローブやビーコンVICSなど、経路探索の際に優先する項目は決まっているのでしょうか。
大原:オンラインとビーコンはリアルタイムで取得できるものですから、そちらを優先して利用し、情報の足りない部分を静的な統計データを用いて補完します。
----:オンライン交通情報探索の情報をアップデートする間隔はどれくらいですか。
大原:通信料の兼ね合いもありますので、デフォルトでは自動接続はオフにしてありますが、設定により5分・10分・30分・1時間間隔での自動情報取得を選ぶことができます。手動での情報取得は、「情報」メニューから「オンライン」そして「取得」の3タッチで可能です。
----:オンライン交通情報探索の機能は、『スムーナビ NX609』と違いはあるのですか。
大原:同じ機能・ロジックを両モデルに採用しておりますので、出されるルートに違いはありません。ユーザーはより速く、より正確なルートを欲していますから、その要望に最大限お応えできるようにルートの精度を上げるための開発を今後も続けていきます。