【新聞ウォッチ】東京都議選、民主党圧勝、「麻生降ろし」加速

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年7月13日付

●民主圧勝、都議会第一党首相週内解散を決意(読売・1面)

●「負の遺産」日本に教訓、GM再出発(読売・9面)

●ポルシェに9000億円出資提案 カタール政府系ファンド(朝日・7面)

●F1ドイツGP ウェバー初V(産経・16面)

●キリン、サントリー経営統合へ 持ち株会社統合で交渉(日経・1面)

●経営の視点:環境車のカギ握る化学産業(日経・9面)

ひとくちコメント

12日投開票された東京都議選は追い風に乗る民主党が各選挙区で票を伸ばし、54議席を獲得、初めて第1党となった。自民党は38議席に後退。公明党は現有以上の23議席としたものの、自公を合わせた与党の議席は過半数を割り込んだ。

地方選といえども次期衆院選の前哨戦と位置づけられていただけに、きょうの各紙は「首相週内解散を決意」(読売)、「首相進退波及も」(朝日)、「麻生降ろし強まる」(東京)などの見出しが目を引く。麻生首相の進退と衆院解散をめぐって、政治情勢は重要な局面を迎えた。

重要な局面は政界ばかりでない。産業界では食品最大手のキリンと2位のサントリーが経営統合の交渉を進めていると、きょうの日経が1面トップで報じている。自動車メーカーに例えると、トヨタ自動車とホンダが経営統合を模索するようなビッグな話。

世界的な大不況の中、グローバルレベルで勝ち残るためには、「ハイブリッド戦争勃発」のような話ではなく、有力なライバル企業同士の統合、再編が必要なのかもしれない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『ゴルフ』復権へ、Mk. 9は完全電動化! ところがエンジン搭載バージョンも?
  2. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 12/12【無料・オンラインセミナー】SDVとAIが変えるクルマとクルマ作り~欧州vs日本のクルマの今と未来~
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る