新日鉄、ものづくり日本大賞で内閣総理大臣賞

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新日鉄、ものづくり日本大賞で内閣総理大臣賞
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新日本製鐵は、同社が開発した環境適合燃料タンク用鋼鈑先進環境対応型製品『エココート–S』が第3回「ものづくり日本大賞」で内閣総理大臣賞を受賞した。また同社は優秀賞4件も受賞した。

ものづくり日本大賞は、2005年に創設された内閣総理大臣表彰で、日本の産業・文化を支えてきた「ものづくり」を継承・発展させていくため、ものづくりに携わっている優秀な人材を表彰する制度。特に優秀と認められる人材に対して内閣総理大臣賞が与えられる。

内閣総理大臣賞の受賞対象となったのは、耐食性を飛躍的に向上させた環境適合燃料タンク用鋼板エココート–Sの開発。環境負荷物質を含まず、バイオ燃料などのより厳しい腐食条件下でも長期の耐食性能を発揮するなどの優れた環境適合性を持つ自動車燃料タンク用錫−亜鉛めっき鋼板の開発に成功し、エココート-Sとして実用化した。

また、優秀賞として環境に優しい先進鋼材、鉛を使わない低炭快削鋼の開発、自動車の燃費向上と乗員保護に貢献する良成形性超高強度鋼板の開発、大型コンテナ船用高強度高靭性厚鋼板の開発と新規船体構造設計、無塗装橋梁用ニッケル系高耐候性鋼とその安心を支える防食技術システムの実用化が受賞した。

《レスポンス編集部》

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