IIJなど3社、取引先企業向けポータル基板を豊田自動織機に提供

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インターネットイニシアティブ(IIJ)、アイアイジェイテクノロジー、ドリーム・アーツの3社は、豊田自動織機に対して国内外の約2000社が利用する「取引先企業向けポータル基盤」を提供したと7月23日に発表した。

ドリーム・アーツが企業情報ポータル「インスイート・エンタープライズ」を提供し、IIJグループがインスイートを利用したシステムの提案・構築・導入、運用を担当し、2009年1月から運用を開始している。

豊田自動織機は、幅広い事業分野における様々な部品・材料・設備を、世界中のサプライヤーから迅速に調達するため、外部調達に関わる情報と調達系の業務システムを公開・共有する取引先向けのポータルサイト「e-shokki」を開設している。従来のサイトでは、社員向けポータルサイトと同一のサーバ上で稼動していたため、システム運用業務が複雑になり、迅速な運用作業や障害復旧ができなかった。また、システム全体の老朽化、利用者の急増によるレスポンスの悪化など、複数の課題を抱えていた。

これらの背景を基に、豊田自動織機は、IIJグループの技術力・プロジェクトマネジメント力を評価し、インスイートを利用した連携機能の提案を採用した。

インスイートを活用した新しいe-shokkiの構築により、旧システムで課題だったパフォーマンスや運用保守の負荷が大幅に改善。また、インスイートの機能を使うことで、取引先ごとの柔軟な情報公開の制御が可能になったため、特定の仕入先にのみ機密性の高い情報も安全に提供することができるようになった。これにより、取引先との密な双方向コミュニケーションを実現し、事業上の効果も出始めているとしている。

《レスポンス編集部》

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