三洋エネループバイク…電動アシスト市場は2011年に40万台

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三洋エネループバイク…電動アシスト市場は2011年に40万台
三洋エネループバイク…電動アシスト市場は2011年に40万台 全 12 枚 拡大写真

7月24日、三洋電機株式会社は、電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループバイク)」のラインナップに新型の2車種を発表した。

発表会では三洋電機コンシューマエレクトロニクス取締役副社長・和田隆弘氏が登壇し、電動アシスト自転車市場について語った。

和田氏は、「2008年、電動アシスト自転車の出荷台数は30万台を超え、ついにミニバイクを抜きました。これからの三洋電機は、ラクに乗れるだけの電動自転車だけでなく、楽しく乗れて、走る喜びを味わえるようなバイクを提供していきたい」とコメントした。

電動アシスト自転車の核となるパーツは、「モーター」と「バッテリー」、「伝送システム」の3つ。現在さまざまなメーカーが電動アシスト自転車を発売しているが、この3つをすべて自社開発しているのは三洋電機だけ。

新型エネループバイクについて、同社 サイクル商品企画部長・谷口哲哉氏は、「近年電動アシスト自転車市場は活気付いている。当社の予測では、2011年までには40万台に達する見込み。今回発表した2車種は、お客様の声が元になって開発した」と、開発に至った経緯を語る。なお自転車市場は年間1000万台強で微減傾向にある。

今回発表された自転車は、フルカーボンフレームを採用したスポーツMTBタイプ『CY-SPK227』(62万7900円、10月1日発売)と、折りたためる小型自転車『CY-SPJ220』(オープン価格[推定実勢価格約10万円]、9月21日発売)。

小型の折りたたみタイプCY-SPJ220は、「車輪が小さく保管場所に困らない電動自転車がほしい」という女性ユーザーの声を商品化したもの。そして、スポーツMTBタイプのCY-SPK227は、現行商品よりももっと男性向けの電動アシスト自転車に乗りたいという、マニアックなスポーツ自転車ファンの声を取り入れたと言う。

《佐藤隆博》

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