ウェッジホールディングスは24日、タイの持分法適用関連会社であるグループ・リース・パブリック・カンパニーを連結子会社化すると発表した。
持分法適用関連会社であるグループ・リース社は、タイでオートバイリース事業を展開、タイ国内の同事業で市場シェア第4位を位置している。ウェッジグループではグループ・リース社の高い収益性と成長性を評価、投資事業の一環としてグループ・リース社の株式を積極的に取得、役員の派遣等を通じた経営支援に乗り出している。
さらに今年3月にウェッジグループはグループ・リース社株式を追加所有し、4月から役員派遣を増やすなど経営への関与を深めている。
ウェッジグループは、6月末日時点で、ウェッジの完全連結孫会社であるエンジン・ホールディングス・アジアがグループ・リース社の株式48.63%を所有しており、さらにウェッジ役員が所有する株式を合算した結果、グループ・リース社の議決権の51.72%を持っている。
ウェッジは、グループ・リース社、タイ証券取引所を含む各関係者に事実関係を確認し、今後もグループ・リース社株式を長期保有し、グループの重要事業の一つとして推進していく予定であることをふまえ、ウェッジが支配権を持つものと最終的に判断し、連結子会社化することにした。