日産、専用プラットフォームのEV公開…社運をかけて

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日産、専用プラットフォームのEV公開…社運をかけて
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日産自動車は27日、神奈川県横須賀市の同社試乗施設で電気自動車(EV)専用に開発したプラットフォーム(PF)をベースにしている実験車両を公開した。この専用PFは2010年末に日米で発売されるEVに採用される。

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27日公開した実験車両の外板は『ティーダ』のものを流用している。日産は8月2日に横浜市に移転する新本社を披露することにしており、同日、EVの専用デザインも公表することにしている。

実験車両のスペックは、定員が4 - 5人で最高速度は140km/h以上としている。注目の2次電池は、薄板状のラミネート型リチウムイオン電池3枚を重ねたモジュールを48個搭載している。電池の容量は24kWhで、航続距離は米国の「LA4」モード測定によると「160km以上」。

三菱自動車がこのほど発売した『i-MiEV』とほぼ同レベルだ。「LA4」モードは日本の「10・15モード」より、やや距離がでにくいとされ、実際には160kmを若干上回るレベルになるという。

この実験車両のスペックは、来年発売されるEVのベースになるもので、日産が社運をかけて投入するEVの実像が徐々に明らかになってきた。

《池原照雄》

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