日本自動車工業会が30日に発表した6月の自動車生産実績によると、四輪車生産台数が前年同月比34.0％減の68万3958台と、9か月連続でマイナスとなった。ただ、マイナス幅は縮小しており、減産の緩和を反映してきた。
車種別では乗用車が同32.7％減の59万7948台だった。普通乗用車は輸出が以前として低迷している影響で同40.5％減の31万6172台となった。小型乗用車は同25.9％減の17万5452台、軽乗用車が同11.2％減の10万6324台だった。
トラックは同41.9％減の7万9425台と、9か月連続マイナスとなった。バスは同44.0％減の6585台だった。
国内需要は同14.5％減の38万2285台だった。輸出は同46.0％減の32万1255台だった。
