バトン、トライアスロン参加…自己ベストで完走

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バトン、トライアスロン参加…自己ベストで完走
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英国マツダは2日、F1ドライバーのジェンソン・バトン選手が「マツダ・ロンドン・トライアスロン2009」に参加し、2時間07分02秒の自己ベストタイムで完走したことを明らかにした。

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バトン選手は、自らの体力の限界に挑戦するため、機会を見つけてはトライアスロンへ参加。この6月には、英国で行われる「ノキア・ウィンザー・トライアスロン」にエントリーする予定だった。しかし、バトン選手は現在、F1のポイントリーダーであることから、「万一ケガでもしたら大変」と、所属チームのブラウンGPが、トライアスロン参加に待ったをかけていた。

しかし、2日のマツダ・ロンドン・トライアスロン2009は、世界最大級のトライアスロン。バトン選手も心待ちにしていたことから、チームが特別に許可を出した。「興奮して、今朝は4時に起きて会場に来たんだ」とバトン選手。F1と同等かそれ以上に、トライアスロンに夢中な様子が伝わってくる。

マツダ・ロンドン・トライアスロン2009は、英国ロンドンの湾岸再開発エリアにある「エクセル展示場」を起点に、1500m水泳、40km自転車ロードレース、10kmマラソンを組み合わせた鉄人レース。1万4000人もの参加者とともに、バトン選手は過酷な競技に挑み、5万5000人もの観衆が見守る中、2時間07分02秒の自己ベストタイムでゴールした。

ちなみに、優勝者のタイムは1時間44分29秒。トライアスロンが本業ではないバトン選手にとっては、非常に優秀な結果といえるだろう。

完走したバトン選手は、「今日は最高に楽しかった。このトライアスロンは素晴らしいイベント。これからもぜひ続けてほしい」と、来年の参加も匂わせるコメント。チーム関係者はおおいに気を揉んだに違いないが、何はともあれ、バトン選手にケガがなく、ホッと胸を撫で下ろしたことだろう。

29歳の体力の限界に挑み、闘争心も新たにしたバトン選手。F1後半戦での活躍に期待したい。

《森脇稔》

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