【新聞ウォッチ】トヨタの豊田社長、「燃料電池車6年後に投入」と表明

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【新聞ウォッチ】トヨタの豊田社長、「燃料電池車6年後に投入」と表明
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年8月6日付

●東芝「8兆円売上高」目標、11年度(読売・8面)

●トヨタ社長「米の回復信じている」燃料電池車、6年後にと表明(朝日・9面)

●静かすぎ車、音出す実験、電子音、疑似エンジン音「わかりにくい」多く(朝日・35面)

●EV用充電器普及へ協議会、自動車3社と東電(毎日・8面)

●スポーツと経営:富士重工・森郁夫社長、社内、地元に一体感(毎日・8面)

●買い替え支援、米新車販売、日本車2-5位(産経・11面)

●三菱化学、ポリエチレン事業から撤退(東京・6面)

●納車8カ月待ち、新型プリウス、中古価格新車を逆転、1-2割高、インサイトも(東京・7面)

●オリックス黒字76億円、4-6月海外事業が改善(日経・4面)

●電気自動車など開発支援、米、2200億円助成、大統領発表(日経・7面)

●ホンダ、二輪車輸入、タイから国内生産コスト高で(日経・9面)

●ガソリン上昇に一服感、夏休みで値下げ競争激化(日経・9面)

ひとくちコメント

社長就任後初めての訪米となるトヨタ自動車の豊田章男社長が、ミシガン州で開催中の自動車関連団体のセミナーで講演し、「次の百年をどうするかという課題に挑戦したい」としながら「燃料電池車を6年以内に販売する計画がある」と発言したという。きょうの毎日を除く各紙が取り上げている。

また、米自動車大手ゼネラルモーターズ(GM)との合弁会社「NUMMI」について、「われわれは状況をなお検討しており、近く決定を下す」との意向を表明したという。さらに、販売が低迷する米市場について「2億5000万台の自動車保有と先進国トップの人口増加率」という持論を展開し、「今後数年間、自動車産業が成長する原動力となる」と述べたという。

各紙の見出しは読売、産経、東京が「米市場の回復に期待」、日経が米市場に「電気自動車12年に投入、燃料電池車15年までに」、朝日は「米の回復信じている」と燃料電池車の2本立て。かつて、奥田碩社長(当時)が『プリウス』の前倒し投入を表明したように、6年先とはいえ、燃料電池車の商用生産時期を具体的に示したことで、開発陣に刺激を与えることになるだろう。

《福田俊之》

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