3日午前、東京都清瀬市内の市道で、交差点を右折してきたトラックが、自転車で道路を横断しようとしていた10歳の女児をはねた。女児はトラックの下敷きとなって死亡。警察は運転していた50歳の男を現行犯逮捕している。
警視庁・東村山署によると、事故が起きたのは3日の午前10時50分ごろ。清瀬市上清戸付近の市道で、道路を自転車で横断していた10歳の女児が、交差点を右折進行してきたトラックにはねられた。
女児はトラックの下敷きとなって全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察はトラックを運転していた50歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は見通しの良い交差点。女児の自転車はトラックと衝突する直前に転倒。路上に投げ出された女児は逃げる間もなくはねられたとみられる。調べに対して男は「何かがぶつかるガチャッというような音を聞き、車外に出たら自転車をはねていたことに初めて気づいた」などと供述しているようだ。
