【スバル レガシィ ツーリングワゴン 試乗】デブは嫌いだけど乗り心地は好き…岩貞るみこ

試乗記 国産車
【スバル レガシィ ツーリングワゴン 試乗】デブは嫌いだけど乗り心地は好き…岩貞るみこ
【スバル レガシィ ツーリングワゴン 試乗】デブは嫌いだけど乗り心地は好き…岩貞るみこ 全 5 枚 拡大写真

ラフロードをシャープに駆け抜けるってのが、このクルマの持ち味だったはず。しかしながら横幅アップで車内が広くなったのはいいけれど、ちょっと大きすぎやしないのか。これ、日本のユーザーを無視していません?

とはいえ、乗ってみるとタイヤが四隅にぐっと踏ん張る安定感。じわっ&しとっとした高級で頼もしい乗り心地。ハンドルをきると、自然に向きを変えていく素直さ。SIドライブは、3段階に加速感を選べ、この切り替わり具合はメリハリがしっかりついていて、その日の気分にしっかり応えてくれるのも、嬉しかったりして。

大きくなって、よかったの悪かったの、どっちなのよ? と、問われると、あ、うーん、デブは嫌いだけど乗り心地は好き。結局、どっちなんだかよくわからないという歯切れの悪い私。『レガシィツーリングワゴン』の末裔ってことを抜きにしたら、絶対アリだって思うんだけど、それじゃダメ?

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト
1962年横浜市出身。いま一番購買力があるとされるアラフィー世代を代弁する軽妙な論調に定評あり。交通安全啓蒙に力を注ぐほか、子供たちに命の大切さを伝えるノンフィクション作家としても活動。近著に「ハチ公物語—待ちつづけた犬—」(講談社青い鳥文庫)。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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