【新聞ウォッチ】帰省でも、自宅でも「節約モード」の夏休み

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年8月7日付

●プリウス連続首位、7月エコカー人気続く(読売・8面)

●親子ニュース教室:「エコカー」って何ですか?(読売・10面)

●トヨタ、夜勤復活、好調の大型車ライン(朝日・11面)

●電気自動車を5台、世田谷区が導入へ、都内自治体で初(朝日・31面)

●米政府24億ドル投入覇権目指す、“電池革命”始動、「デトロイト救済」色濃く(産経・9面)

●急速充電器、急速普及? 設置補助金、申請が急増(産経・9面)

●パイオニア、赤字40億円に縮小、テレビ撤退奏功(産経・10面)

●いすゞと慶大が電気バス開発へ、量産化目指す(東京・8面)

●乾電池ロボ ルマン完走(東京・9面)

●節約の夏休み、高速割引活用「帰省」増え4割に、明治安田生命調査(東京・9面)

●日航、国際10路線廃止・減便、今秋、中部-ソウル戦など(日経・1面)

●ニッポンの農力、成長への条件聞く:住友化学社長・広瀬博氏、海外に視野を広げる(日経・5面)

●三洋、太陽電池パネル増産、滋賀工場に新設組み立て能力倍増、国内需要に対応(日経・11面)

●株式往来:トヨタの上昇、市場好感、電池関連が息吹き返す(日経・16面)

●アクアライン値下げ:土日交通量、13%増(日経・31面)

ひとくちコメント

横浜市に本社を移転した日産自動車はきょうから17日まで11日間の長期の夏季休暇に入った。ETC(自動料金収受システム)を搭載する乗用車の高速料金割引(上限1000円)が6日から平日にも拡大され,いよいよ夏休みも本番を迎えた。しかし、昨年秋のリーマン・ショック後の世界同時不況が家計を直撃し、今年はいつもの過ごし方とは雰囲気が違うようだ。

きょうの各紙が取り上げているが、明治安田生命保険が「夏休みの過ごし方」などに関するアンケート調査を実施したところ、夏休みに「帰省する」と回答した人の割合が39.8%に急増。国内・海外旅行はやや低調で、「自宅でゆっくり過ごす」(66.2%)に次いで多かったという。帰省のための手段では、飛行機や鉄道が落ち込む半面、「高速道路料金を使った自動車での移動」が52.1%と断トツ。

予想どおりの調査結果だが、節約のためETC割引の高速道で帰省すれば大渋滞に巻き込まれてイライラ。自宅でゆっくり過ごすにもエコに気配りしてエアコンは控え目。唯一楽しみの晩酌もビールではなく発泡酒か第3のビールが定番。

内閣府によると、景気動向指数は3か月連続で上昇したというが、帰省しても、自宅で過ごしても「節約モード」の夏休みでは景気は上向かない。

《福田俊之》

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