【スバル インプレッサ spec C 発売】加速性能大幅アップと熱ダレ対策の秘密兵器

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル インプレッサ spec C 発売】加速性能大幅アップと熱ダレ対策の秘密兵器
【スバル インプレッサ spec C 発売】加速性能大幅アップと熱ダレ対策の秘密兵器 全 7 枚 拡大写真

スバル『インプレッサ WRX STI spec C』は、エンジンがベース車両の『インプレッサ WRX STI』から大きく様変わりしている点もポイントだ。

エンジンは加速に主眼が置かれている。まず、ターボのレスポンスを高めるため、軸受け部にボールベアリングを採用して回転フリクションを低減。ECUも専用チューニングを施し、最高出力は227kW(308PS)/6400rpm、最大トルクは422Nm(43.0kgm)/4400rpmとインプレッサ WRX STIと変わらないものの、性能曲線的には加速性能が大幅にアップしている。

さらに、エンジンの全開時間の長いモータースポーツで望まれていた「インタークーラーウォータースプレイ」を標準装備。ラリーのSS区間の終盤など、非常に水温・油温が上がってくる時期にこの機能が働くことで吸気温度の上昇を抑制でき、充填効率を高めることで、エンジン出力のロスを抑えられるという仕組みだ。自動的に噴射する仕組みも選べ、噴射の頻度はラリーのグループNの長いSSでの走行時をベースに、どのぐらいかを決めたという。

また、燃料ポンプの構造まで見直しが行われており、高速コーナーでの高G旋回時でも安定した燃料供給を実現。鞍型のタンクに対し、ポンプとは反対側にあるタンクの底からもトランスファーパイプを通ってチャンバー内に移送できる仕組みで、より燃料を無駄なく使えるというわけだ。これにより、無駄な燃料を積まずに済み、より軽い状態で走りを可能とした。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る