【Fニッポン 第6戦】決勝…ロッテラー2年ぶり優勝、デュバルの王座近づく

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【Fニッポン 第6戦】決勝…ロッテラー2年ぶり優勝、デュバルの王座近づく
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8月8・9日、フォーミュラ・ニッポンの第6戦がツインリンクもてぎで開催された。アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM'S・36号車)が優勝。

チームの総合力ではPIAA NAKAJIMAが抜け出したようで、今回も予選は同チームのフロントロー独占。32号車の小暮卓史が、5月末に同サーキットで行われた第3戦に続いて、連続のポール奪取となった。しかし小暮は、ポールtoウィンを狙って気合いが入りすぎたか、決勝ではジャンプスタートでのペナルティ。一瞬にして最後尾へ落ち、6位フィニッシュだった。

これでトップに躍り出たのが、予選5番手からスタートダッシュで小暮に次ぐ2番手にジャンプアップしていたロッテラー。小暮の僚友のロイック・デュバル(31号車)はスタートで出遅れて4番手に落ちるが、小暮の離脱もあって2番手に復帰。ロッテラーとデュバルは、3番手の石浦宏明(Team LeMans・8号車)以下より明らかにペースが早く、マッチレースの展開となる。

両者はピットストップも同じタイミングの28周目にとり、勝負はピット対決に。ロッテラーは燃料を多く積んでいたようで、4秒も早くピットアウトしていく。さらに、デュバルはピットアウト後にピットストップ前の車両に引っかかってしまい、ペースを上げられず、一気に7秒差となり、勝負あり。

ロッテラーは07年第6戦富士スピードウェイ以来の優勝。2位はデュバル、3位には最終周のS字で、石浦を抜いた06年王者のブノワ・トレルイエ(LAWSON TEAM IMPUL・2号車)が入った。

シーズン得点状況は、デュバルが45点でトップ。トレルイエが39点で追い、26点で小暮が3位。王者獲得の権利があるのはこの3名だが、デュバル以外は自力優勝の目はない。

デュバルは次戦でトレルイエに6点差以上を獲得すれば、王座決定。マジック点灯状態といえる。ただし、トレルイエもまだまだ逆転の可能性はあり、2戦連続のポールと優勝で計22得点を上げ、デュバルが1戦でも3位以下になれば、王座獲得となる。小暮の場合はかなり厳しく、2戦連続優勝以上(20点以上)は絶対条件で、なおかつデュバルとトレルイエが2戦連続ノーポイントで終わる必要がある。

第7戦は、今月29日・30日に大分県オートポリスで開催だ。

《デイビー日高》

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