日産『スカイラインクロスオーバー』のアームレストは通常よりも長くしているという。
デザイン本部プロダクトデザイン部田中専治さんは「普通、アームレストる周辺には範囲はカップホルダーなどがあり、アームレストとして使える範囲は少ししかありません。しかし、今回は、腕を下ろしたら長い範囲で使ってもらいたいと考え、通常よりもシフトレバー側(前方)に長く伸ばしました」という。
しかも、単に伸ばしただけではなく、「上面に段差が無いようにして使いやすいように工夫しました。その上、伸ばしたレバー側も、その手前側も両方フタが開いて収納できるようにしました」と語る。
また、「ドアトリムには本革を貼っています。しかし、このような三次曲面で凹面に貼るというのはとても大変なのです。当初はこんなとこは貼れないよ! といわれましたが、どうしてもこのような仕上げにしたかったので頑張りました」と、仕上げに自信を見せた。