【D視点】信頼で進歩するマツダのデザイン…アクセラ 新型

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【D視点】信頼で進歩するマツダのデザイン…アクセラ 新型
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大黒様の大笑い

お洒落なデザインにもかかわらず初代マツダ『アクセラ』は、デザイン賞など話題の多かった『デミオ』の陰に隠れて目立つことはなかった。2代目アクセラも、アイドリングストップやCVTなどで燃費のよさを謳ってはいるが、ハイブリットカーや軽乗用車が注目を集めているので、陰が薄い。

しかし、初代アクセラは、世界で月平均3万台弱を売る日本車では珍しくグローバルなクルマであることを知る人は多くない。地味だが、環境に対応しながら、ハイパワーな仕様も設定するなど、クルマ好きにも応えているので、クルマをよく知るユーザーには貴重な存在となっている。

サークルフェンダーをイメージさせるフロントフェンダーアーチと、ウェッジの強いキャラクタラインとの組み合わせは、デミオや『アテンザ』と共通のデザインテーマとなっている。目を引くのは、バンパーと一体化されたフロントグリル周りだ。

優れた芸術作品は、創作者のウイットが隠し味になっていることが多い。アクセラのフロントマスクも、大笑いしている大黒様のように見えところがある。隠し味の開運招福の御利益を期待すると、新型アクセラのデザインも有り難く見えてくるから不思議だ。

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《松井孝晏》

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