駐車場情報の取得は、人の目と機械の両建て---臨海都心

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駐車場情報の取得は、人の目と機械の両建て---臨海都心
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財団法人東京都道路整備保全公社(依田俊治理事長)は、東京都臨海副都心地域の駐車場の空き情報を期間限定で提供している。

8月末日までに限定した理由は「いつもは駐車需要が少なく、イベントがあると集中して駐車場がいっぱいになる地域」(同公社総務部公益事業課・橋本喜正氏)だから。

公社の駐車場空き情報提供は、駐車場の出入口に満空情報発信端末を取り付け、自動で公社のs-parkシステムに情報を送り、パソコンやカーナビで閲覧できる情報処理が行われる。

しかし、20か所8024台分の駐車場の中には継続的な利用ができない臨時駐車場があるため情報発信端末が設置できないのだ。

そこで、この期間だけはテレコムセンターなど臨海副都心地区のビルや駐車場の管理運営会社である「東京テレポートセンター」の空き情報集約センターの協力を求め“人海戦術”を取ることにした。

空き情報集約センターは、常設駐車場の空き情報を把握し、路上に設置された駐車場案内板に送る作業を行っている。

東京テレポートセンターが管理する駐車場では各駐車場の担当者が混雑状況を携帯電話の音声で集約センターに連絡。集約センターの担当者が路上に設置された駐車場案内板に空き情報を送っている。

そこで、集約センターにドコモのiモードを応用したs-parkアプリでs-parkシステムに空き情報を送ってもらうことで、s-parkやVICSでの情報提供を可能にした。

臨海副都心地区の駐車場の空き情報は、通常はVICSには掲載されない。VICSに掲載される東京都内の駐車場情報は80か所ほどだ。これも8月に限定して増やした。

《中島みなみ》

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