立体駐車場にシカが乱入

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20日未明、北海道釧路市内の中心部にある立体駐車場に野生のエゾシカが迷い込み、場内を徘徊するというトラブルが起きた。警察は同日午前から捕獲作戦を実施。シカは動物園で負傷箇所の手当てが行われた後、山に帰されたという。

北海道警・釧路署によると、警察がトラブル発生を認知したのは20日の午前2時ごろ。釧路市末広町3丁目付近にある立体駐車場の管理者から「場内に野生とみられるシカがいる」との通報が寄せられた。

これを受けた同署員が現場に急行。立体駐車場の7階部分を徘徊しているシカの姿を確認したが、暴れる素振りは無いことから一旦撤収。同日の午前8時30分ごろから動物園スタッフの応援を要請し、捕獲を開始。この結果、シカは正午ごろに網で取り押さえられている。

捕獲されたのはエゾシカのメスで、推定1歳。腹部を負傷していたが、治療を施した後に同市内の山に帰された。駐車中のクルマなどが傷つけられる被害はなかった。

釧路市中心部ではキタキツネの目撃情報などがあるものの、エゾシカが迷い込んでくるのは極めて珍しいという。動物園スタッフは警察に対して「エサ不足の影響もあり、市中心部に下りてきたのではないか」と説明していたようだ。

《石田真一》

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