【新聞ウォッチ】ホンダ、エコカー“品揃え”、電気自動車参入も

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年8月24日付

●09政権選択、私も言いたい:運転して思う、高速休日1000円、無料化も疑問、トラック運転手長野潤一さん(朝日・37面)

●F1日本GP中断回避、来年は鈴鹿で(毎日・25面)

●オリエント急行年内限り、126年の歴史に幕(東京・3面)

●省エネ・長寿命のLED電球、NEC、三菱電機も参入(日経・1面)

●大転換:VW、トヨタに挑戦状、新興国市場・環境車で先行(日経・1面)

●GMのオペル売却、独首相「決着急ぐ必要」 週内にも米と政府間協議(日経・7面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車や日産自動車に続いて、ホンダも2010年代前半をめどに電気自動車を米国市場に投入するという。22日付の日経朝刊が1面トップ記事で報じたほか、読売などが同日付の夕刊で追随している。

米オバマ大統領が環境規制の強化策を打ち出しており、排ガスなどへの規制が強化されることに対応するためで、ハイブリッド車に加えてエコカーの“品揃え”が狙いとみられる。ホンダでは傘下の本田技術研究所で小型車クラスの車体で電気自動車を開発しており、10月23日に開催する東京モーターショーで試作車を公開する予定という。

電気自動車の本格普及には充電施設のインフラ整備とともに、車体価格がガソリン車の2倍以上もするなど課題も多い。電気自動車の「心臓部」はバッテリーだが、ハイブリッド車に搭載しているニッケル水素電池でなく、優れた性能をもつリチウムイオン電池が使用される。

現在、ホンダでは三洋電機やGSユアサから電池を調達しているが、価格引き下げや安定調達のためには新たな提携先を探ることも必要だろう。

《福田俊之》

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