三洋電機、構造改革を実施へ---家庭用エアコン自社生産撤退

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三洋電機、構造改革を実施へ---家庭用エアコン自社生産撤退
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三洋電機は、構造改革を実施すると発表した。

同社は、市場環境の変化に応じたグループ内での事業ポートフォリオの変更も進んでいることから、さらなる経営体質の強化、今後大きく成長を目指す事業へのリソースシフトを図ることが不可欠で、今後も継続的に収益を確保していくためには、一段と踏み込んだ構造改革が必要であると判断した。

コマーシャルカンパニーおよび電子デバイスカンパニーで生産の海外移管や一部事業の撤退などの構造改革に加え、全社間接部門で機能の見直しなどの構造改革を実施する。

また、これらの構造改革に伴う余力要員について雇用確保を前提とした強化部門への要員再配置を行なう。加えて、社外への新たなキャリアを求める従業員に対して特別キャリア支援も実施、希望退職者を募集する。

コマーシャルカンパニーは、空調事業で家庭用エアコンの自社生産撤退(中国、欧米向け以外)、海外向けPAC(パッケージエアコン)生産の海外移管、PACへの開発リソースの集中により商品開発を加速する。ショーケース一部機種の生産を海外に移管する。

電子デバイスカンパニーでは、大東事業所でのPOSCAP生産の後工程の海外移管、一般LEDの事業撤退を行うとともに、照明用LEDにリソースを集中する。

《レスポンス編集部》

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