ジャガー・ランドローバー・ジャパンは27日、ジャガー『XJ8 3.5』など5車種のブレーキパイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのはXJ8 3.5の789台をはじめ、2003年1月21日 - 04年2月26日に輸入された5車種計1539台。
右後輪前の床下にあるリヤブレーキパイプで、アンダーカバー裏側の遮音材の形状が不適切なため、遮音材との隙間に泥がたまり、パイプに錆が発生して穴が開き、ブレーキ液が漏れて制動力が低下するおそれがある。
全車両、遮音材を除去する。また、ブレーキパイプに錆が発生しているものは新品と交換する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。