メルセデスベンツ E63AMG 日本発売…最高出力524PS

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メルセデスベンツ日本は、メルセデスAMGの圧倒的なドライビングパフォーマンスと、『Eクラス』の快適性を高次元で融合した高性能スポーツサルーン、メルセデスベンツ「E63AMG」を8月31日から販売を開始した。 

新型E63AMGは、新型Eクラスセダンをベースに、エンジン、トランスミッション、シャーシ/サスペンション、ブレーキ、エクステリア、インテリアなど、あらゆる点で高性能でアグレッシブな個性を極めたモデル。

メルセデスAMG社独自開発6.3リットルV型8気筒エンジンを搭載、最高出力524PS、最大トルク630Nmを発生し、0-100km/h速4.5秒、最高速度250km/h(リミッター作動)の圧倒的なパフォーマンスを発揮する。従来モデルより出力を8kW高めながらも、エンジン内部の摩擦低減や効率的なトランスミッションなどの採用により従来モデルに比べ約9%の燃費低減を実現。

また、メルセデス独自の7速オートマティックトランスミッション7Gトロニックをベースに、従来のトルクコンバーターに代わり湿式多板クラッチを採用、優れたスロットルレスポンスと、すばやいシフトチェンジを実現する新機構「AMGスピードシフトMCT(電子制御式7速トランスミッション)」を搭載する。

選択可能な4つのシフトプログラムモードは、早めのシフトアップで快適で経済的な走行に適した「C」モード、「C」モードに比べより高回転でシフトアップしギアチェンジ時間も25%短縮する「S」モード、よりスポーティな走りに対応しギアチェンジ時間をさらに25%短縮する「S+」モードと、ギアチェンジをマニュアル操作する「M」モードで構成。シフトダウン時には自動ブリッピング機能により、シフトショックを大幅に低減し、減速時の操縦安定性を維持する。

新型E 63 AMGは、トレッド幅を56mm拡大し、スタビライザー、コントロールアーム、ホイールベアリングを新設計した専用のフロントアクスルを採用した。

サスペンションは、フロントにコイルスプリング、リアに専用のエアスプリングを採用した独自の電子制御「AMG・ライド・コントロール・スポーツサスペンション」と、走行状態に応じてダンパーの減衰特性を連続的にコントロールし、ボディのロール角を低減と快適性の向上に貢献する「電子制御式ダンピングシステム」を組み合わせた。

また、スポーティでシャープなステアリングレスポンスを実現するため、ステアリングコラムの剛性を強化するとともに、ノーマルのEクラスセダンより約22%クイック化したギアボックス、AMG専用のパラメーター制御を施した車速感応パワーステアリングを組合わせた「AMGスポーツステアリング」を採用する。

外観は、専用にデザインされた大型フロントスポイラーや左右17mm拡大したフロントワイドフェンダー、リアディフューザーと新デザインのデュアルツインクロームエグゾーストエンドにより、大胆でアグレッシブな個性を醸し出す。

インテリアは、本革を用いたスポーツシートやナッパレザーのスポーツステアリングなどスポーティで上質なデザインとしている。独自の機能を付加したAMGメーターパネル&インストルメンタルクラスター、専用装備とのワンタッチでギア選択可能なAMGセレクターレバー、トランスミッションモード、ESPモード、サスペンションモードなどのドライビングモード切替スイッチをセンターコンソールに集中配置したAMGドライブユニットシステムを採用した。

価格は1495万円。

《レスポンス編集部》

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