三井造船、5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船を竣工

自動車 ビジネス 企業動向

三井造船は、玉野事業所で建造中だったパナマ国ヘリオス・ナビゲーション社向け5万6000重量t型ばら積み貨物運搬船「メディパエストゥム」を竣工、同事業所で引き渡した。

新船は、7万立方mを超える大容積貨物艙を持つ5万6000重量t型ハンディマックスバルカーで、同型船90隻目の竣工となる。

船は5つのホールド(貨物艙)を持ち、船自身の荷役設備として4基のクレーンを装備する。船は、荷役効率を重視するとともに、多種多様な貨物を積めるよう強度・配置を計画。ハッチオープニングに関しては、長さ/巾ともこのクラスでは、最大級だ。

貨物艙は、長尺パイプを余裕持って積載できる様、充分な長さを持ち、貨物艙強度もホットコイルなどの重量物に対応できるよう配慮した。

国際船級協会連合の統一規則「S25」に沿って設計、オペレーションの自由度と構造安全性向上の両立を実現している。主機関には軽量・コンパクト・高出力で排ガス環境基準を満たした最新式エンジン、「三井-MAN B&Wディーゼル機関6S50MC-C」を搭載し、運航スケジュールにフレキシブルに対応できる余裕のある馬力設定で充分な速力性能を持ち、常用出力で最適なマッチングとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】つい“ジャケ買い”しそうになる、プレーンな良き実用車…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る