国土交通省、国際自動車の許可取り消し

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国土交通省関東運輸局は2日、タクシー大手の国際自動車(本社=東京都港区、菅原信一社長)に対し、許可取消処分を発出した。2007年8月以降4回にわたる行政処分により、違反点数の累計が88点となり、許可取消の基準となる80点を超えたため。

同社は東京都特別区・武蔵野市及び三鷹市を営業区域としており、タクシー321台、ハイヤー589台を保有している。一般乗用旅客自動車運送事業の許可は今月12日で取り消される。大手タクシー会社の許可取消は初めて。

監査は、2007年3月に大森営業所と赤羽営業所、2008年11月に千住営業所、今年2月に再び赤羽営業所に行った。2007年の監査は、増車に際して行われたものだが、昨年の千住営業所の監査は重大事故が端緒。今年の赤羽営業所への再監査は労働基準局からの通報に基づくものだ。

いずれの監査でも、拘束時間超過や最高乗務距離超過が発覚し、今年2月の監査では休息期間附則、指導監督不適切も指摘され、2日付の処分で違反点数が41点付されて累計88点となった。

《レスポンス編集部》

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