VW ポロ ブルーモーション市販仕様…燃費性能30.3km/リットル!

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VW ポロ ブルーモーション市販仕様…燃費性能30.3km/リットル!
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フォルクスワーゲンは2日、新型『ポロ』のエコグレード、「ブルーモーション」の市販仕様を発表した。欧州複合モード燃費は30.3km/リットル、CO2排出量は87g/km。ダイムラーのスマート『フォーツー』の88g/kmを上回り、燃費は同数値に並んだ。量産5シーター車としては、世界最高の燃費&CO2性能である。

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フォルクスワーゲンは今年3月のジュネーブモーターショーで、新型ポロを初公開。同時に『ポロブルーモーションコンセプト』を披露した。今回発表されたのは、その市販バージョンである。

「ブルーモーション」とは、フォルクスワーゲンのラインナップにおいて、環境性能を徹底的に追求したモデルのシリーズ名を指す。燃費面で有利なコンパクトボディのポロには、イメージリーダーの役割を持たせるべく、最高の性能を備えるブルーモーションが与えられた。

エンジンは直噴1.2リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(75ps)。最新のコモンレールダイレクトインジェクションをはじめ、アイドリングストップ、回生ブレーキ、専用コンピューター採用によるアイドリングの低回転化、専用ギアレシオの5速MT、シフトアップインジケーター、低転がり抵抗タイヤ、ローダウンシャシー、エアロダイナミクスの向上など、徹底した環境対策が施された。

この結果、欧州複合モード燃費30.3km/リットル、CO2排出量87g/kmを達成。この数値はダイムラーのスマート『フォーツー』の「cdi」グレード(799cc直3ターボディーゼル搭載)の欧州複合モード燃費30.3km/リットルに並び、CO2排出量においては1g/km上回った。フォルクスワーゲンは「量産5シーター車で世界一の環境性能」と語るが、スマートフォーツーが実用性に劣る2シーターであることを考慮すると、ポロが実質的な「燃費&CO2チャンピオン」といっていいだろう。ちなみに欧州向けの新型トヨタ『プリウス』は、欧州複合モード燃費25.6km/リットル、CO2排出量89g/kmである。

燃費のいいポロブルーモーションは当然、ランニングコストも安い。燃料タンク容量は45リットルなので、最大1363kmを無給油走行できる計算だ。フォルクスワーゲンによると、ドイツ・ベルリンからフランクフルトまでの545kmを走行して、必要な燃料代は19ユーロ(約2500円)だという。最高速も173km/hと実用性にも不足はない。

また、ドイツ政府関連団体の調べによると、ドイツ人の平均年間走行距離は1万1000km。これをポロブルーモーションの燃費性能に当てはめると、給油は年間8回で済み、年間燃料代は377ユーロ(約4万9600円)という試算が成り立つ。

ポロブルーモーションは、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで正式発表。欧州では2010年に販売がスタートする。ブルーモーションには、「ハイブリッド技術に頼らずとも、高い環境性能は実現できる」というフォルクスワーゲンの主張が込められているかのようだ。

《森脇稔》

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