出光興産は3日、ホンダの新型燃料電池自動車『FCXクラリティ』を3年間リース契約し、同日より導入したと発表した。
出光興産は、2004年以来、ホンダから燃料電池自動車『FCX』をリースしており、今回のFCXクラリティで3台目となる。この間、FCXでの総走行距離数は5万kmに達し、1回の充填で400km以上走行が可能であることが確認できたとしている。
また、日本最大級の環境展示会であるエコプロダクツ展や各自治体のイベントで試乗会を開催し、約7000人に燃料電池自動車の走行性能や快適性を体験してもらったとしている。
出光興産では今後も引き続き、燃料電池自動車に水素を供給する水素ステーションの整備に向けて、今回リースするFCXクラリティを通常業務や試乗会などのイベント、経済産業省・JHFCプロジェクトの実証試験などに利用していく予定。