ティラド、第三者割当による40億円の転換社債を発行

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ティラドは、第三者割当による「第1回無担保転換社債型新株予約権付社債(転換社債型新株予約権付社債間限定同順位特約付)」を発行する。

発行日は9月29日で、転換社債を40個発行、40億円を調達する。引受け先は大和ヨーロッパ。転換価格は300円で、社債発行による潜在株式数は1333万3333株。

同社は世界5極での生産体制の拡充のため、国内工場については秦野製作所を中心に生産ラインの再編・拡充を実施する一方、海外拠点は、将来の顧客市場開拓のため、昨年、ロシア、インドネシアに現地法人を新設した。既設海外拠点では生産品の多様化・量産化対応を図っている。さらに、新規分野への研究開発については、急速な普及が見込まれるハイブリッド車、電気自動車に対応した冷却システムの開発、環境規制に対応した排気ガス再循環(EGR)用熱交換器、二輪車水冷化用のラジエター開発に注力するなど、多額な投資を行っている。

今回、転換社債の発行は、2003年9月に発行した転換社債の償還のため、金融機関から借入れた短期借入金の返済に充当するが、将来の自己資本拡充も図り、財務基盤を強固にするとしている。

《レスポンス編集部》

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