カネカ、欧州子会社に太陽電池研究部門を設置…市場の優位性を狙う

自動車 ビジネス 企業動向

カネカは、欧州に太陽電池の研究拠点として子会社のカネカベルギーに太陽電池研究部門を設置することを決定した。太陽電池事業のグローバル戦略の一環として、日米欧で急激に拡大している太陽電池市場での優位性を確保するため、研究開発体制を強化する。

カネカは太陽電池の研究開発体制を強化するため、単結晶シリコンを中心とした半導体プロセス関連で、世界トップレベルの研究機関として知られるベルギー王国のIMECとシリコン太陽電池分野での研究委託契約を締結する方針。このため、ベルギー子会社に研究開発拠点を設ける。

同研究部門を、欧州の最先端技術を取り込み、カネカの技術との融合を可能にする拠点として位置づけ、世界最高水準の変換効率の達成を狙う。

9月からIMEC内に太陽電池研究部門を設置し、3年間の共同研究を開始する。この総費用は、設備投資費用も含め約15億円で、研究スタッフはカネカの研究者とIMECの研究者を合わせて10人程度のチーム編成を予定している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  3. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  4. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る