【新聞ウォッチ】フランクフルトモーターショー“紙上公開”は地味

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】フランクフルトモーターショー“紙上公開”は地味
【新聞ウォッチ】フランクフルトモーターショー“紙上公開”は地味 全 2 枚 拡大写真

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年9月16日付

●鳩山内閣きょう発足(読売・1面)

●エコも走りも追求、独でモーターショー(読売・8面)

●ミニストップ・スリーエフ、カーシェア事業に参入(読売・8面)

●日航、国内29路線廃止、釧路、帯広など完全撤退(朝日・1面)

●高速無料化ならCO2が3割増、国交省、試算を公表(朝日・7面)

●アルコール依存指導強化検察庁車通勤禁止など通達(産経・26面)

●JDC信託免許取り消し、トヨタ、全株を売却(東京・8面)

●現代自動車、新興国に5000ドル車、まずインドで、価格競争激化(日経・1面)

ひとくちコメント

欧州最大規模の自動車見本市「フランクフルト国際自動車ショー」(フランクフルトモーターショー)が開幕した。15日の初日は報道陣向けの公開日で、一般公開は17日から27日までという。

きょうの各紙は今回のショーの見どころなどを取り上げているが、産経はカラー写真付きで総合面「次世代エコカー“日独対決”」と経済面「ルノーEV試作車PR」とに書き分けたほか、日経は「次世代環境車参入相次ぐ、欧州勢、日本を追い上げ」という記事を企業面のトップで扱った。

しかし、産経、日経を除くと各紙とも地味な報道内容である。毎日は「エコカーずらり」と共同配信の記事を、東京は15日夕刊に「新電気自動車独VW公開」という時事配信の記事を小さく取り上げた。読売は「エコも走りも追求」とわずか10行ほどの短い記事。きょうの朝日の紙面には何も見当たらなかった。

今回は約30カ国から自動車部品メーカーなどを含め750社が出品、82車種が世界初公開となるそうだが、会期中、新聞での“紙上公開”は余り期待できそうにもない。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  4. 高速道路初、「コールドストーン」のパフェアイスクリーム自販機が登場…関越道高坂SA
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る