幕張メッセ周辺でドリフト走行 6人逮捕

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千葉県警は15日、千葉県千葉市花見川区内の県道でドリフト走行などの暴走行為を行ったとして、八千代市内に在住する36歳の男ら違法競争型暴走族のメンバー6人を道路交通法違反(共同危険行為)容疑で逮捕。暴走に使っていた改造車も押収した。

千葉県警・交通捜査課によると、逮捕された男6人は今年7月11日の午前0時25分ごろ、千葉市美浜区豊砂(N35.38/E140.2)付近の県道で、ドリフト走行などの暴走行為を繰り返し、周辺交通に影響を与えるとともに、エンジンやタイヤを横滑りさせた際の騒音で近隣住民に迷惑を掛けた疑いがもたれている。

主犯格とされた36歳の男は「親分」と自称。現場となった幕張メッセ付近を「ドリフトの聖地(聖域)」と定義し、インターネットの会員制サイト(mixi)を使って暴走を予告。多数のギャラリー(期待族)を集めていた。警察への発覚を免れるために隠語を駆使しており、「イッツショータイム」という言葉また、で暴走を予告。現場(幕張メッセ周辺の直線路)を「マック」、木更津付近を「キャッツ」などと称していた。

この予告を受け、暴走を見物しようと約100人が現場に集結。これらの者が現場に路上駐車することも問題となっていた。ギャラリーが警察の取り締まり状況を携帯電話で連絡するため、現場での摘発は難しかったが、交差点を見下ろす位置に監視カメラを設置。この映像を元にクルマの特定を進め、今回の逮捕に結びつけたという。

調べに対して主犯格の男は「周囲から“幕張メッセの神様”と呼ばれるようになり、ギャラリーに良いところを見せたい欲求が高まった」、「改造車を走らせるだけではなく、走りでも目立ちたかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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