飲酒運転で摘発の男性、海に飛び込んで行方不明に

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17日深夜、大分県大分市内で飲酒運転容疑で聴取を受けていた61歳の男性が隙を見て逃走。男は海に飛び込み、沖に向かって泳ぎ始めた。警官3人も男に続いて海に飛び込んで追跡を始めたが、直後に男の行方がわからなくなったという。

大分県警・大分東署によると、事件が起きたのは17日の午後11時40分ごろ。これより約3時間前、同市内に在住する女性から「口論の後、夫が家を出て行った。探してほしい」という内容の通報が寄せられた。

飲酒運転の疑いがあり、通報を受けた同署が捜索を行っていたところ、大分市佐賀関(N33.14/E131.53)付近の空き地で手配中のクルマを発見。運転していた61歳の男性にアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコール分を検出した。

このため、パトカー車内で事情を聞いていたところ、男性は「小便がしたい」と申告。警官3人が海岸まで連れて行き、用を済ませた男性を再びパトカーまで連れて行こうとしたところ、男性は隙を見て逃げ出した。

男性は空き地から約5m下の海岸に飛び降り、そのまま海を泳ぎ始めた。警官3人も後を追い、着衣をつかんで保護しようとしたが、男性は服を脱ぎ捨てて沖合いに消えたという。照明が何も無い場所だけに、そのまま見失ったようだ。

警察は翌朝からヘリコプターを投入して空からの捜索も行っているが、男性の発見には至っていない。警察では「接遇した署員の対応に問題はなかった。予想外の展開だった」などとしている。

《石田真一》

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