WAVEを使ったITSの有効性を確認 ルネサスが中国で実証実験

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ルネサステクノロジは、9月に中国長春市で、公共バスを使用した世界初の商用ITSの実証試験を中国長春市政府と共同で実施し、成功したと発表した。

次世代ITSのを実現するため有力視されているWAVE技術は、画像伝送に必要な高速大容量通信をリアルタイムでできる。車車間や路車間をつなぐ次世代の無線技術と目されており、昨年から世界各地でITS実証試験が進められている。

今回、中国長春市とルネサスは、長春駅と長春市政府間を結ぶメインストリートで、公共バス3台とバス停8基、交差点1基を使用して、WAVE実証試験を実施した。商用として実際に運行している公共バスと、運行路線である一般道、バス停を用いて実証試験を行なうのは、世界初。

バス内、バス停、交差点それぞれにWAVE通信を行う端末を設置し、各地点に設けられたカメラ映像など、各端末間で情報の送受信を行なった。

この結果、バス内運転席モニターでは、交差点の道路風景を映し出し、混雑状況を事前に把握できた。同様にバス内の風景もバス管制センターなどで映し出すことで、混雑状況を把握できた。防犯効果も期待される。また、これら各端末のデータを管制センターで集積し、バスの位置情報をリアルタイムに受信することで、バスの到着時刻を算出してバス停に表示し、バス間隔を最適化するなど、バスの安定的な運行管理への応用も確認した。

実証試験を通して、WAVE技術を用いた路面と公共交通機関の安全監視、交通機関の運行管理、公共交通情報サービスシステム、交差点、合流道路、交通機関の安全運転支援などに応用できることも確認できたとしている。

《レスポンス編集部》

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