スバル、米国新車販売は0.7%増と4か月連続プラス…9月実績

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スバルオブアメリカは1日、9月の新車セールスの結果を公表した。総販売台数は1万4593台で、前年同月比は0.7%増と4か月連続のプラスをキープ。日本メーカーとして唯一、前年実績をクリアした。

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車種別で見ると、乗用車系の3モデルの販売が、いずれも好調。5月に新型を投入した『アウトバック』(日本名:『レガシィアウトバック』)が、前年同月比63%増の4268台と牽引役を果たし、『レガシィ』(日本名:『レガシィB4』)も24%増の2762台と人気。『インプレッサ』は42%減の2366台だったが、その穴をカバーした。

今年1‐9月累計では、インプレッサが前年同期比1%増の3万7360台、アウトバックが1%減の3万4023台、レガシィが20%増の1万7705台という結果だ。

ライトトラック(SUVなど)系では、『フォレスター』が前年同月比1%増の4839台を販売。今年1‐9月累計でも、35%増の6万0441台と好調さが際立っている。

スバルオブアメリカの1‐9月累計販売台数は、前年同期比10%増の15万8421台。同社のティム・コルベック上級副社長は「今年は記録的なペースで販売を伸ばしており、今後も顧客に最適な選択肢を提供し続ける」とコメントしている。

米国では8月24日にスクラップインセンティブが終了した反動で、9月は多くの自動車メーカーが販売台数を大きく減少させた。そんな中、スバルの4か月連続での前年実績超えは、健闘に値する。

《森脇稔》

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