【ベントレー スーパースポーツ 発表】110kg減量の内訳、早くも4シーター登場
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軽量化に最も貢献しているシート周り。GTスピードにあった後席は外され、「リアコンパートメント」(荷物室)となった。そこにはカーボンファイバー製クロスビームが配されるが、これは剛性アップではなく、「衝突時や急ブレーキなどのさいに荷物が前席へ飛び出ないようにするためのもの」(同社)だという。
1シートあたり21kg軽量化されたという軽量スポーツシートは、カーボンファイバーのクラムシェル型リアパネルを装備。GTスピードに見られるような一体化されたシートベルトを備えていないため、シートベルト固定点がBピラーのポスト上に移されている点もスーパースポーツだけの特徴のひとつ。
インテリアにもカーボンファイバー素材を積極的に採用し26kg減。さらに、大型軽量ディスク(直径がフロント420mm、リア356mm)を採用するブレーキ周りでも20kg減と続く。
スーパースポーツは、完全な2シーターモデルだが、本年度フランクフルトモーターショーでは、同車の有償オプションとなる4席モデル(664万9000円)も発表された。同社はこの有償オプションを「名実共に“このセグメント最強の4シータークーペ”と言えるのでは」とPRしていた。
《レスポンス編集部》