【新聞ウォッチ】国内市場、クルマもバイクも「中高年」狙い撃ち

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月6日付

●エコカー生産体制整備、マツダ増資HVで先行他社と連携(読売・8面)

●君津高炉を再稼働、新日鉄(読売・8面)

●09ブランド列伝、ミニ(BMW)(読売・15面)

●中高年よバイクに再び、各社、販売増へ照準(朝日・8面)

●トヨタと富士重、EV共同開発へ、早期普及を想定、低価格化目指す(毎日・8面)

●プリウス4カ月連続首位、新車販売9月、2位の軽に大差(産経・11面)

●フォークリフトもハイブリッド、三菱重工、初のリチウム搭載(東京・9面)

●GMの幹部が財務トップに 日産(東京・9面)

●軽と小型車、開発一本化、三菱自動車 車台を共通に、人員や設備集約(日経・1面)

●生活関連消費中高年が主役(日経・3面)

●台湾・自動車最大手、中国・東風汽車と合弁(日経・9面)

●新日石とオリックス自、電気自動車シェア共同実験(日経・13面)

●吉田元首相の愛用車と同型、大阪国税局、ネット公売 1100万円で落札(日経・35面)

ひとくちコメント

中高年向きの商品やサービスが、国内市場の過半を占めるケースが相次いでいるという。

きょうの日経によると、老眼鏡や紙おむつ、海外旅行客などで売り上げに占める割合が5割を超えているほか、スポーツクラブなどでも50代以上のシニア世代が会員のほぼ半数を占めているそうだ。正確な統計ではないが、販売店の担当者によると、トヨタ自動車の新型『プリウス』も中高年のユーザーが圧倒的に多い。

そんな中、きょうの朝日には「中高年よバイクに再び」という興味深い記事が取り上げられている。国内販売台数に歯止めがかからない中、ホンダやヤマハ発動機などの二輪車メーカーが青春時代にオートバイに熱中していた中高年への販売に力を入れ始めているというわけだ。

2010年には総人口の4割が50歳以上になると予測され、未曾有の高齢化社会で消費市場も大きく変わりつつある。いずれにせよ、先立つモノがなければ人生の第2ステージを楽しむことはできないが……。

《福田俊之》

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