追突事故でバイク転倒、運転者は対向車にはねられ死亡

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4日夜、千葉県松戸市内の県道で、交差点で右折待ちをしていた原付バイクに対して後続車が追突。路上に投げ出されたバイクの運転者が対向車にはねられて死亡する事故が起きた。警察は追突車を運転していた男と、対向車を運転していた男を逮捕している。

千葉県警・松戸署によると、事故が起きたのは4日の午後7時20分ごろ。松戸市稔台7丁目(N35.46/E139.56)付近の県道で、右折待ちのために停車していた原付バイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突した。

バイクは転倒。運転していた同市内に在住する22歳の男性が路上に投げ出されたが、直後に進行してきた軽乗用車が男性をはね、そのまま逃走した。男性は近くの病院に収容されたが、腹部などを強打したことが原因でまもなく死亡している。

警察は追突車を運転していた茨城県竜ケ崎市内に在住する48歳の男を自動車運転過失致死の現行犯で逮捕するとともに、死亡ひき逃げ事件としても捜査を開始。周辺捜索を実施したところ、現場から約600m離れた住宅街の駐車場で衝突痕のある軽乗用車を発見。事故当時にこのクルマを運転していた21歳の男から任意で事情を聞いたところ、ひき逃げへの関与を大筋で認めたことから、5日未明に自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側1車線。警察では最初に追突した男の漫然運転が事故の主因とみている。ひき逃げした男は「人が倒れているのは見た」、「怖くなって逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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