【ホンダ ステップワゴン 新型発表】広さにこだわったデザイン

自動車 ニューモデル 新型車
ステップワゴン新型
ステップワゴン新型 全 10 枚 拡大写真
4代目ホンダ『ステップワゴン』のエクステリアデザインは、室内空間を確保するためと、外から見て室内が広く見えるようにデザインされている。

「室内空間を確保するために、ルーフ部をかなり広げて箱型セクション(横断面)にすることを心がけました」と話すのは今回の開発責任者である本田技術研究所主任研究員、小西真さん。「サイドビューもフロントピラーを立てて容積を稼いでいます」という。

では、室内空間を広く見せるための工夫とはどういうものか。「ガラスエリアをリアピラーまで完全につなげて外から見ても視界の良さがわかる表現にしています。ただしこれだけだと、動きや豊かさといったものが失われてしまうので、サイドなどは、単なる箱断面ではなく面に張りを持たせるとか、フォルム自体に動きを持たせるなどをしています」。

また、広さの具現化として乗降性に注目したという。「あらゆる世代の人が乗り降りしやすいということを具現化するために、低床低重心という技術で、先代と同様ツーステップは取らずにワンステップとしています」。そして「スライドドアの開放部を広げることにより、乗降性を良くしています。他にフロントシートとセカンドシートの間を広げることによって、足元空間を広げ、かつ乗降性も良くなっています」。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. スバル『BRZ』、2026年モデルを米国発表…価格据え置きで2026年初頭発売へ
  4. 【スバル フォレスター 新型試乗】日本車の目覚しい進歩に舌を巻く…中村孝仁
  5. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る