民営会社の高速道路の値下げをマニフェストにしてもいいのか

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民主党が政権を取ってからそのマニフェストだった「高速道路無料化」を批判する論調が多い。『WEDGE』(ウェッジ。発行:ウェッジ)10月号では「高速無料化は愚策/国民にツケ回すニセ民営化を見直せ」を掲載。

筆者の宮川公男(財団法人統計研究会会長)が強調するのは、「問題は有料であるということではなく、高すぎる有料であるということである」。すなわち償還主義、画一料金、上下分離など。

なお高速道路通行料金を、鉄道の特急料金のような、高速移動に対応する追加料金とする筆者の考え方は、例えば東日本高速道路はとっていない。自動車の運転速度は道路会社の管理下にないというのがその理由だ。

筆者は、なぜ、民営会社の主力サービスの料金値下げを選挙公約に掲げることができ、それが実現してしまうのか、と指摘する。そして「世の中にタダのものはない」とも。

《高木啓》

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