富士通テンは15日、2008年度のグループ全体の社会活動・経済活動・環境保全活動と、その成果をまとめた「2009年版社会・環境報告書」を同社サイトにて公開した。
同社では、社会とのコミュニケーションを深めることを目的に、1999年度から毎年、「環境報告書」を発行し、2005年版からは、社会性情報と経済性情報を加えて名称を「社会・環境報告書」に改めた。また、従来は冊子でも発行していたが、森林資源保護の観点から、2009年版はウェブサイトでの公開のみとした。
2009年版では「従業員が語る、社会・環境の取り組み」を特集、「インターフェースを工夫した新しいカーナビの誕生」と「グループをあげて、環境保全活動を進めるしくみの構築」を紹介。また、取扱説明書の薄型化で、紙使用量を削減やライフサイクルアセスメント(LCA)を全製品群で実施し、製品ごとの算出基準を制定したことを紹介している。