【ホンダ ステップワゴン 新型発表】ボディや補機類などすべての部分で燃費を追求

自動車 ニューモデル 新型車
ステップワゴン新型
ステップワゴン新型 全 4 枚 拡大写真

新型ホンダ『ステップワゴン』は、ボディサイズは大きくなっても、空力性能を追求することで高速時の燃費性能は向上させていると言う。回転半径を縮めて取り回し性を向上させたという、角を落としたフロントマスクは空力面でも貢献していそうだ。

さらに『インサイト』にも搭載されている「エコアシスト」を装備している点も大きい。これは「ECON」スイッチを押すことで電子スロットルの開度やCVTの減速比、エアコンの負荷などを燃費重視のECONモードに切り替えてくれる。

けれども本田技術研究所の新地さんによれば、ECONモードではない通常モードでも協調制御による燃費追求は行なっていると言う。

「オルタネータはバッテリーの充電状況や消費電力だけでなく、加速時や巡航時には発電量を抑えて、減速時に積極的に発電するようにしています。また、エアコンの冷房効率を向上させるため、内気循環の比率を増やしています。これは匂いの対策なども必要でした」

ボディは大きく、80kg重くなっても燃費は向上しているのには、本当に細かな努力の積み重ねがあったのだ。

それでも価格が208万円からというのは、正直言って、かなり安い。『フィット』よりもお買い得だと思うのは筆者だけではないだろう。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  3. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
  4. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  5. ケーニグセグ、1625馬力の新型ハイパーカー『サダイアズ・スピア』発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る