【東京モーターショー09】ホンダ CR-Z はFFならではの美しさ
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その理由は「テールエンドの下がり方が普通のクルマに比べて非常に押さえが効いています。それとバランスをさせるために、ウェッジラインを利かせているのです」という。
「今回のボディシルエットは後ろが短くて前が長い(FFだと前輪がキャビン寄りになるので、FRと同じ全長ならボンネット前端を低くでき、長く見せることができる)というFFならではの美しさというのをアプローチしようとしています」
「ウェッジラインを通常の常識内の角度にするとレトロなだけになってしまう可能性があるのです」。つまり、前が長くて後ろが短い状態でテールエンドが下がっているシルエットだと60年代のレトロなクルマに見えがちなのだ。
「このことによってルーフエンドがより押さえられているように見える効果もあり、全体の走り感にも寄与しています」とこのモデルのウェッジシェイプへの考えを語った。