ノルウェー製EV シンクシティ、救急車仕様をオランダの小島に配備

自動車 ニューモデル 新型車
シンクシティベースの救急車
シンクシティベースの救急車 全 8 枚 拡大写真

ノルウェーのTHINK(シンク)社は、オランダ北部のテルスヘリング島にEVコンパクトカー、『シンクシティ』をベースにした救急車を納車したと発表した。

【画像全8枚】

シンク社は1990年、ノルウェーに設立。1999年12月、シンクシティを発表した。シンクシティはダイムラーの『スマートフォーツー』よりもひと回り大きなボディを持つ2シーターのシティコミューターEV。リアシートはオプションで用意される。

2008年発売の現行モデルは、最大出力41psのモーターを搭載。最高速は100km/h、最大航続距離は180kmと、シティコミューターとして必要十分な実用性を確保している。

2次電池はリチウムイオンバッテリーで、充電は家庭用の230Vコンセントで約9時間半から13時間。ボディパネルはリサイクル可能なプラスチック製で、内装材は100%リサイクルできるなど、環境にも配慮された。もちろん、欧州の衝突安全基準も満たしている。

このシンクシティをオランダのUMCG社が救急車に改造。フラッシュライトや無線システム、緊急救命装置などを装備したうえで、テルスヘリング島に配備された。

テルスヘリング島は、オランダ北部の北海沿岸に鎖のように連なる西フリースラント諸島のひとつ。1周わずか19km、人口4700人という小島だ。環境保護にも熱心に取り組んでいることから、ゼロエミッションのEV、シンクシティが救急車として指名された。

同じEVでは、三菱の『i-MiEV』が英国警察のポリスカーとして採用済み。シンクシティは、おそらくテルスヘリング島唯一のEVで、イエローのボディカラーに愛嬌のある顔つきということもあり、島民に親しまれる存在になる日も近いだろう。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  2. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  3. 【マツダ CX-80 900km試乗】人馬一体と重厚感は両立するのか?「高級SUV」としての使命とは[後編]
  4. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  5. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る