JOGMEC、カザフスタンでのレアアース回収事業に協力へ

自動車 ビジネス 企業動向
MOU調印式
MOU調印式 全 1 枚 拡大写真

石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、カザフスタン共和国アスタナ市で、経済産業省、住友商事、カザフスタン共和国エネルギー鉱物資源省、同国国営原子力公社カザトムプロムとの間でレアアース回収事業に関するMOUに調印したと発表した。

ジスプロシウムやネオジムなどのレアアースは、ハイブリッド自動車、電気自動車に使用される高性能磁石に必要な素材で、現在そのほぼ全量を中国に調達を依存している。今回の事業によってカザフスタンが新たな供給源とし、調達リスクを分散するのに役立つ。

今回の事業は、2009年8月に住友商事がカザトムプロム社とウラン鉱石残渣からレアアースを回収する事業に基本合意したもの。年内に合弁会社を設立し、カザトムプロム傘下のウルバ冶金工場の既存設備を活用して、ウラン鉱石残渣からのレアアース混合物の回収事業を立ち上げ、レアアースの生産体制を確立する計画。

JOGMECは、この事業が日本へのレアアース資源安定供給に寄与すると判断、住友商事を通して事業に対する技術支援を行うとともに、事業を着実に実施するために必要な金融支援について検討する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  3. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  4. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  5. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る