八千代工業09年9月中間期決算…当期赤字51億円、ホンダと対照的

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八千代工業が27日に発表した2009年9月中間期の連結決算は、経常損益が11億3800万円の赤字となった。前年同期は31億円の黒字で大幅に業績が悪化した。親会社のホンダの業績が上向いているのとは対照的だ。

売上高は前年同期比19.6%減の1223億9800万円だった。自動車組立事業はエンジン、トランスミッションの売上げが計上されたため、増収となったものの、自動車部品分野の大幅な受注の減少が影響した。

損益では、自動車部品分野の減収に伴う利益の減少と減価償却費の増加などで営業損益が10億0200万円の赤字に転落した。当期損益は、繰延税金資産の取崩しによる法人税等調整額を計上、51億6100万円の赤字となった。

通期業績見通しは下方修正し、売上高が同12.7%減の2700億円、営業利益が同60.3%減の24億円、経常利益が同64.4%減の20億円、最終損益が34億円の赤字となる見込み。

一方、中間配当について前回予想よりも3円減配となる1株当たり9円とする。前年実績と比べて6円の減配となる。期末配当予想も従来予想より3円減配となる9円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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