FCMが27日に発表した2009年9月期の中間決算は、営業利益が前年同期比24.8%減の2億3000万円と大幅減益になった。
売上高は同48.7%減の62億9700万円とほぼ半減した。金属メッキ加工は、エコカー減税やエコポイントなどの消費刺激策の効果で増収となったものの、フィルム・特殊機能材が低迷した。伸線加工も落ち込んだ。
経常利益は同5.1%減の2億7000万円だった。当期純利益は前年同期の水準が低かったこともあって同2.1%増の1億7500万円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。