日鍛バルブ、通期業績見通しを下方修正…国内事業が予想以上に悪化

自動車 ビジネス 企業動向

日鍛バルブは、2010年3月期の連結決算業績見通しを下方修正した。

売上高は前回予想よりも10億円マイナスの265億円となる見通し。アジアについては当初計画を上回る受注増加が見込めるものの、日本での二輪車、船舶用バルブなどは依然回復の兆しが見込めないのに加え、自動車バルブについては当初計画より大型車の回復が遅いため。

売上げが当初計画を下回ることから、営業損益は5億3000万円の黒字を予想していたが1億円の赤字となる見込み。経常利益は10億円から1億5000万円に下方修正した。

最終損益は4億5000万円の黒字を予想していたが1億5000万円の赤字となる見込み。

業績の下方修正を受けて中間配当を従来予想から2円減配し、1株当たり4円に下方修正した。前年実績と比べて4円の減配となる。期末配当予想は6円で据え置いた。

また、経営責任を明確化するため、2009年4 - 9月に実施した役員報酬の月額10%減額を2010年3月まで延長する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  3. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
  4. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  5. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る