日鍛バルブ、通期業績見通しを下方修正…国内事業が予想以上に悪化

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日鍛バルブは、2010年3月期の連結決算業績見通しを下方修正した。

売上高は前回予想よりも10億円マイナスの265億円となる見通し。アジアについては当初計画を上回る受注増加が見込めるものの、日本での二輪車、船舶用バルブなどは依然回復の兆しが見込めないのに加え、自動車バルブについては当初計画より大型車の回復が遅いため。

売上げが当初計画を下回ることから、営業損益は5億3000万円の黒字を予想していたが1億円の赤字となる見込み。経常利益は10億円から1億5000万円に下方修正した。

最終損益は4億5000万円の黒字を予想していたが1億5000万円の赤字となる見込み。

業績の下方修正を受けて中間配当を従来予想から2円減配し、1株当たり4円に下方修正した。前年実績と比べて4円の減配となる。期末配当予想は6円で据え置いた。

また、経営責任を明確化するため、2009年4 - 9月に実施した役員報酬の月額10%減額を2010年3月まで延長する。

《レスポンス編集部》

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