東京モーターショーの入場者数がようやく30万人を突破したことが分かった。
日本自動車工業会によると、30日までの累計入場者数は23日の特別招待日(2万4100人)を含めて32万7100人となり、最初の “関門”の30万人を一般公開日から数えても7日目で達成したことになる。
もっとも、2年前の第40回は3日目で32万人以上に達しており、前回と比べると、大幅にスローダウンしていることがうかがえる。
週末の31日と11月3日には、有名タレントらによるシンポジウムも開催予定で、集客力のアップも期待されているが、このままのペースで推移すると会期中の入場者数は「せいぜい60万人を超える程度」(自工会関係者)との悲観的な見通しもある。会期半ばで当初の目標である100万人を大幅に “下方修正”せざるを得なくなったようだ。