[動画]ルマンウィナー、史上最強のベントレーでニュルを攻める

自動車 ニューモデル 新型車
ニュルブルクリンク(動画スクリーンショット)
ニュルブルクリンク(動画スクリーンショット) 全 6 枚 拡大写真

ベントレーは、『コンチネンタル・スーパースポーツ』のPRビデオを製作し、動画共有サイトで公開した。元F1ドライバーで、ルマン24時間レースにおいても5度の優勝経験を持つデレック・ベル氏(67歳)が、ドイツ・ニュルブルクリンクを攻める内容だ。

コンチネンタルスーパースポーツは、今年3月のジュネーブモーターショーで発表。『コンチネンタルGTスポーツ』の6.0リットルW12ツインターボをベースに、10%のブーストアップ、インタークーラーの冷却性能引き上げなどのチューニングを受け、最大出力630ps/6000rpm、最大トルク81.6kgm/1700-5000rpmと、ベントレーの市販車で史上最強のスペックをマークする。

燃料はガソリンだけでなく、E85バイオ燃料にも対応。E85燃料はガソリン85%に植物由来のバイオエタノール15%を混合した燃料で、CO2排出量は最大70%低減できる。ベントレーは今後、全車をE85バイオ燃料対応車とする方針だ。

トランスミッションは、ZF製6速AT「クイックシフト」。シフトチェンジの時間を50%短縮するとともに、シフトダウン時は6速から4速など、1段飛ばしの変速を可能にした。回転を合わせるレブマッチング機能も組み込まれる。

駆動方式はフルタイム4WDで、前後トルク配分は40対60が基本。カーボンセラミックブレーキ、強化サスペンション、専用ESPなど、サーキット走行を想定した改良も施された。

軽量化を徹底しているのも特徴で、アルミホイールでマイナス10kg、ブレーキでマイナス20kg、リアシートの廃止でマイナス45kgなど、トータルで110kgの軽量化を実現。車重は2240kgとなった。この結果、コンチネンタルスーパースポーツは、0-100km/h加速3.9秒、最高速329km/hと、ベントレー90年の歴史において、最速のパフォーマンスを達成した。

コンチネンタルスーパースポーツの日本での価格は、3150万円。元F1ドライバーで、ルマン24時間レースにおいても5度の優勝経験を持つデレック・ベル氏(67歳)がドイツ・ニュルブルクリンクを攻める映像は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 「昭和のオート三輪風に…」ソーラーパネル搭載3輪EV『スリールオータ』に注目!「なんか可愛い」とデザインを評価する声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る